延々と伸びる台11線。芭崎眺望台はこの道で最も美しい「転換点」と言えるでしょう。花蓮市内から車を走らせこのヘアピンカーブを曲がる時、目に入る風景は、緑の山林から、広大な太平洋、聳える海岸山脈に一瞬にして変わります。この眺望台から東を見れば目に入る紺碧の太平洋は、ここまでの疲れを忘れさせてくれるに十分です。南には、磯崎湾南側の大石鼻山の山頂を見下ろすことができます。
眺望台の他、ここには休憩区も設置され、小規模の駐車場、清潔なトイレ、飲み物や軽食、滷味(台湾式煮込み料理)、コーヒーを提供する売店があります。素朴な木の椅子に座って、爽やかな潮風に吹かれていると、ちょっと眠くなってしまいませんか?太平洋に向かって大きく伸び。休憩したら再出発です!
眺望台の下には、約100メートルの桟道があります。桟道の終点は木陰の草地となっているので、ここで涼んだり、休息したり、山林から届くセミや鳥の声に耳を澄ましてみましょう。