美術
都市の喧騒を離れ、太平洋の芸術風に吹かれよう！
真夏は毎年「月光 • 海音楽会」で夜に酔う
心地よい夜風が吹けば、「都歷ビジターセンター」の芝生にはいっぱいの人が集まって、色とりどりのテントの下にはさまざまな屋台が並びます。各地から集まった旅人が立ったり座ったり寝そべったり、思いいっぱいに過ごしています。ピクニックシートを広げる人も、ステージパフォーマンスに合わせて身体を揺らす人もいます。と、その時、突然あらゆる人がカメラを取り出し、息を詰めて太平洋を見つめる。時に感嘆の声をあげながら…。
これは每年「東海岸大地芸術祭」のプログラム「月光 • 海音楽会」で繰り広げられる一幕です。会場全体が一つになり、みなでいっしょに月の出を待つのです。月明かりの下での集いは、東海岸のコアなファンにとって「山海の誓い」となっており、台11線で「東海岸大地芸術祭」のこれまでの作品を辿るのは、いま最もバズる旅のstyleとなっています。
東海岸大地芸術祭の誕生
東海岸の感動的な自然景観と多様な文化は、常に文化人たちに愛されて来ました。この土地は、地元人才にたっぷりの滋養を注ぎ続けて来ただけでなく、創造性にあふれたアーティストを育んできました。そして、創作エネルギーを携えた自由奔放なアートクリエイターを引きつけ、こうしてローカル性、オリジナリティ、素朴さ、または前衛的なモダンアート作品が生まれ、2016年の第一回「東海岸大地芸術祭」の開催につながったのです！地元のクリエイターから作品を募集する他に、海外のアーティストを東海岸に招き現地で創作を行ってもらい、地元の先住民芸術家、先住民文化創造産業、アートスタジオなどのクラフトマン、アーティストとともに、「オープンスタジオ」を開設。門戸を開き、来場者に自らの創作理念と作品を自ら紹介する試みも行っています。
芸術文化プラットフォーム X 芸術をつなぐアクション
花東の暮らしに芸術を求める友を探訪
自然に憧れ、自由と創作に恋い焦がれる魂が、どうということもない花東の田舎町や路地裏に、人里離れた山林や海辺の工房に隠れています。彼らはそれぞれの方法で自身が理想とする暮らしを追い求めているのです。陶芸をする者も、染織をする者も、編織をする者も、創作活動でサステナビリティを実践する者もいます。
「芸術文化プラットフォーム」はこれら仄かな芸術の光を集め、「美生活とともにある人」を紹介しています。
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