豊 富な珊瑚礁のほかにも、東海岸の「波」はその大小や形状に関わらず、非常に恵まれた条件を持つ場所です。そのため、連休や冬になると台湾中からサーファーが東海岸に集まり、この美しくきれいな青い海と空を満喫しています。サーフィン好きでレベルの高い人たちの間では、サーフィンのメッカとして、東海岸の金樽、東河、基翬、長浜、磯崎等はとても有名です。
2007年に花蓮県豊浜郷・磯崎海浜観光エリアにて開催された「東海岸国際サーフィン選手権」や、2011年の台東県東河郷金樽漁港ビーチでの「東海岸国際サーフィン大会」によって、台湾でも東海岸でのサーフィン熱が高まり、国際的な知名度もアップしました。
烏石鼻、東河
この海域は砂浜で、安全なサーフィンスポットです。北東の季節風が吹く頃と夏休みにはきれいな波が立ち、初心者向けの場所となっています。周囲にはサーフィンショップが並び、サーフボードの貸出しや講習も開かれているので、初めての方でも波に乗る快感を体験できます。
八仙洞、成功
サーフィンスポットとして一定の波が立つ岩場で、スピード感ある素晴らしい波が立つため、スリル好きなサーファー向きの場所です。水の中では、岩で怪我をしないように注意が必要です。少し難しい地形ですので、初心者の場合は事故を防ぐためにも、経験者にいろいろ教えてもらうことをおすすめします。
インフォメーション
時間
年間を通じてサーフィンできます。東河から長浜にかけての一帯の大陸棚は約50~60mもあるため、サーフィンにとても向いています。北東の季節風が波をより大きくする秋から冬にかけては、サーフィンに絶好の場所となります。
気候
このエリアの夏の平均気温は17~29℃、冬は16~20℃。ただし、夏の昼間には30℃以上になるので、日焼けと水分補給に要注意です。また、夏の8~10月には台風も頻繁に発生するため、サーフィンの際には、特に身の安全と気象情報にご注意ください。台風警報が出ている際には決して海に入らないでください。
注意事項
- サーフィンでは、一つ一つきちんとテクニックを学ぶことが大切です。コーチの指導の下、使用する装備は徹底的に点検してください。
- サーフィンは、波が高くて早いことが必須条件になります。したがって、万一事故が発生した場合、一般的な救命装備では対応が難しく、海上保安船や救難船等の出動が必要になります。
- サーフィンの際、前後左右に十分ご注意ください。別のサーファーが正面から来た場合は、安全を確保するために素早く水の中に潜り、衝突を避けてください。